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長期で運用すること

初心者の方が陥りやすいワナとして、短期投資をしてしまうことです。

株式やFXで短期投資で資産の数倍の利益を得ようとするのは、バクチです。
たまたま勝つか、ほとんどが負けてしまいます。

私がはじめて資産運用をはじめたときもそうでした。
今あるお金をすぐに倍にしたいと思ったのです。

短期投資をしていると、一夜にして資産のほとんどを失ってしまうこともあります。
ライブドアショック、サブプライムローン問題後のリーマン破たん以降の株式の下落はすさまじいものでしたよね。

そこで長期投資です。
長期投資の利点は、その年の景気が悪くても、長期運用することでリスクを分散できることにあります。

長期運用がよいといわれる理由に、複利のメリットが受けられることがあります。

利息を得るのに、単利と複利があります。
単利とは、はじめの元本に対して毎年同じ額の利息がつくことをいい、銀行の定期預金のような仕組みをいいます。
複利とは、毎年の利息を元本に加算し、次の年の利息がつくことをいい、元本が毎年増えていきますので利息もどんどん増えていく仕組みをいいます。

資産運用の世界では、年利 5% で十分と言われています。
100万円の1年間の利息が5万円です。
たった5万円ですが、これを例えば30年間、年利 5%の複利で運用すると、4.5倍の450万になるのです。

すぐにお金を増やすことはリスクもあり、難しいことです。
リスクを分散させる手段として、長期運用をめざしてください。


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